最近では、小学生でも英検に挑戦する子が増えていますね。
やはり英語の教科化が大きな影響を与えているといえるでしょう。
そこで今回は「英検4級を目指す小学生のための勉強法」をまとめてみたいと思います。
合格点や合格率についても解説していますよ~!
英検4級小学生の勉強法は?
英検4級の受験を考えている小学生に合う勉強法はどんなものがあるのでしょうか。
以前の記事「英検5級の対策小学生がすべき対策・勉強方法は?」でも解説した通り、やはり「小学生向けの問題集」を使うのが効率的といえるでしょう。
それには、まず現在の英語レベルを把握する必要があります。
手順としては、
- 過去問を解いて現在の英語レベルを把握する
- 小学生向けの英検4級問題集を利用する
となります。
1つずつ解説していきますね!
1.過去問を解いて現在の英語レベルを把握する
英検の公式サイトに、過去1年間(3回分)の実際の英検の過去問が公開されています。
問題冊子を「無料」でダウンロードできるので、こちらを解いてみて、現在の英語レベルをチェックしましょう。
もし、子供の正答数が「半分」ほどあれば、あと少しで合格圏内といえるので本格的に試験のための勉強をしてもいいと言えます。
ですが、もし子供が「全く解けない」「難しすぎて嫌がる」というのであれば、受験はおすすめしません。
英検合格の前に、英語が嫌になってしまいます。
小学生のうちは楽しく英語の素地を作ってあげるのが賢明です。
絶対に「無理強い」はいけません!
2.小学生向けの英検4級問題集を利用する
過去問を解いてみて、半分くらいの正答数が取れたとしたら、本格的に対策をしていきましょう。
それには「小学生向けの英検4級問題集」を利用するのがおすすめです。
最近は「小学生」に特化した問題集がたくさん販売されているので、どれがいいか迷ってしまうかもしれません。
その場合は、英検対策本で有名な「旺文社」から出ている「小学生向けの問題集」がおすすめです。
たとえば、「7日間完成 英検4級 予想問題ドリル」とか「英検4級 過去6回全問題集」が人気だよ!
英検4級の合格点
次に、英検4級の合格点について見ていきましょう。
英検4級の満点スコアは、リーディング「500点」、リスニング「500点」となっています。
英検の公式サイトによると「1000点」満点で「622点」が合格点と公表されています。
出典元:英検CSEスコアでの合否判定方法について【英検公式サイト】
そして、合格するために必要な「正答率」は「6割程度」とされていますが、リーディングとリスニングともにバランスよく得点を取らなければならなくなりました。
もう少し具体的にみてみましょう。
たとえば、公式サイトの例(準1級の場合)です。
準1級(合格には「7割程度」の正答率が必要)の場合、以前は配点が低いライティングが0点でもリーディングやリスニングで高得点が取れれば、合格する可能性がありました。
ですが、現在は各セクションでスコアが均等に配分されるため、ライティングが0点だった場合「不合格」になります。
「バランスよく」得点を取ること!が必須なんですね。
英検4級の合格率
では、英検4級の合格率はどのくらいなのでしょうか。
現在は、公式に発表されているデータがないので、残念ながら正確な合格率は分かりません。
ですが、2016年まで公開されていた合格率データによると「6~7割」程度の合格率がずっと続いていました。
10人中6,7人は合格してるってことだね!
もちろん確証はありませんが、おそらく現在もこの程度の合格率ではないかと予想されます。
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